Soraのメジャーバージョンアップとなる2024.1系では、従来のバージョンといくつか非互換となる部分があります。 ImageFlux Live Streamingでの利用にあたって、特に注意が必要と思われる点を説明します。
非マルチストリームでの配信がデフォルトで無効となり非推奨となりました。
ImageFlux Live Streamingでは、これに合わせ、非マルチストリームでの配信を廃止します。
この変更により、 "multistream":false
をSoraへのオプションとして渡した場合、connectメソッドを実行する際に以下のエラーが出て接続できなくなります。
Error: Signaling failed. CloseEventCode:4490 CloseEventReason:'INVALID-JSON'
ImageFlux_20180905.CreateChannel
APIをご利用の場合、 ImageFlux_20200316.CreateMultistreamChannel
API(HLS不要の場合)または ImageFlux_20200316.CreateMultistreamChannelWithHLS
APIを利用するようにしてください。ImageFlux_20180905.CreateChannel
APIはSora 2024.1.xへの更新後は廃止となります。
なお ImageFlux_20200316.CreateMultistreamChannelWithHLS
APIのレスポンスにはHLSプレイリストファイルのURLが含まれません。配信開始後に ImageFlux_20200207.ListPlaylistURLs
APIを利用して取得してください。
ブラウザからSoraへの配信開始のオプションとして "multistream":false
を渡している場合、 "multistream":true
を渡すよう変更してください。
connection.destroyed
の reason
の変更linkconnection.destroyed
の reason
の値が変更されました。
type_disconnect_reason
などを確認して特別な処理を行っていた場合は reason
の値を確認するよう変更してください。
h264_profile_level_id
の廃止linkauth_webhookでH.264 Profileを指定する際に利用できた h264_profile_level_id
が廃止されました。
h264_profile_level_id
を指定していた場合は、 "video_h264_params": {"profile_level_id": "42e01f"}
を指定するよう変更してください。