配信有効期限機能は、変換パラメータに有効期限パラメータを含めることで、画像の配信に有効期限を設定する機能です。 この機能を利用することで、特定の画像を指定した有効期限までの間だけ配信できます。
指定された有効期限を過ぎたURLにアクセスを行った場合、ImageFluxからはステータスとして403 Forbiddenが返されます。 なお、当機能はあくまでImageFluxからの配信についての期限を設定するものであり、エンドユーザーがすでにダウンロードした画像などについて何かしらの影響を与えるものではありません。
配信有効期限機能を使用した場合、ImageFluxは Cache-Control
ヘッダおよび Expires
ヘッダを設定してキャッシュの有効期限を指定された期限に設定します。
オリジンが Cache-Control
ヘッダまたは Expires
ヘッダでキャッシュの有効期限を指定している場合、有効期限パラメータで指定された日時とオリジンからのヘッダで指定された期限のうち、期限の近いほうが採用されます。
なお、オリジンが Cache-Control
ヘッダを返していない場合、ImageFluxによって Cache-Control
ヘッダが付与されるため、結果として意図せずにキャッシュが行われる場合があります。
キャッシュを絶対に行いたくない場合は、オリジンにて Cache-Control: no-store
指定を返してその旨を明示してください。
有効期限はパラメータで指定されるため、そのままではエンドユーザーがパラメータを書き換えて有効期限を変更できてしまいます。 それを避けるには、URL署名機能を合わせてご利用ください。
Key | Value Type | Default | Description |
---|---|---|---|
expires | string | (なし) |
RFC3339 date-time形式の日時(UTCのみ) 例: UTCでの2022年12月31日中までを期限とする場合 2022-12-31T23:59:59Z |
配信有効期限機能では expires
パラメータに有効期限を指定してリクエストします。
有効期限のフォーマットはRFC 3339におけるdate-time形式で、かつ、UTCでの指定(time-offsetとして Z
を指定)のみが有効です。