ImageFluxでは、お客様のストレージサーバ(オリジン)から画像を取得し、URLに指定されたパラメータによって画像を変換、キャッシュして配信します。
それぞれのオリジンにはImageFluxのホスト名が割り当てられます。ホスト名は.imageflux.jp
で終わるランダムな英数字です。クライアントはこのホスト名を使用してImageFluxにリクエストします。ImageFluxは対応するオリジンからオリジナル画像を取得し、リクエストURLの変換パラメータで指定された画像変換を行って出力画像を応答します。
オリジンを追加するには管理コンソールのを選択します。 オリジンの設定画面では、オリジンからの画像取得に関する設定を行います。ImageFluxでは、オリジンから画像を取得するプロトコルとしてHTTP、もしくはS3 API(Amazon S3、さくらのオブジェクトストレージ、Google Cloud Storage)をサポートしています。オリジンについてはオリジンの設定を参照してください。
たとえばhttps://www.example.com/をオリジンとして設定する場合、次のように指定します。
Type | HTTP |
---|---|
Scheme | https |
Host | www.example.com |
Path Prefix | / |
ImageFluxはオリジンごとに割り当てられたホスト名に対し、パスの先頭に画像変換パラメータをつけてリクエストすることで、オリジンから画像を取得しその画像を変換して応答します。 たとえば以下の画像は demo.imageflux.jp
に割り当てられたオリジンから画像を取得し、幅を400pxに縮小し、ImageFluxがキャッシュして応答しています。
このように画像変換パラメータを先頭につけたURLをWebアプリケーションやモバイルアプリケーションなどで用いることで、デザインやデバイスに最適化された画像をImageFluxから高速に配信できます。
ImageFluxが対応する入力画像のフォーマットは以下の通りです。
ImageFluxで出力可能な画像のサイズの上限は、幅・高さともに16383ピクセルです。 (これはWebPの仕様上の上限と同じです)
これを超えるサイズの画像を出力するようなパラメータ指定を行った場合、ステータスコード400が返されます。
なお、一切の変換が行われない場合には、この制限は適用されません。
ImageFluxは拡大・縮小のほかに、クリッピング、オーバーレイ合成、アンシャープマスクといった画像変換を行えます。 画像変換パラメータについては、画像変換パラメータリファレンスを参照してください。